ようやく映画『国宝』(李相日監督)を観に行った。三時間近い映画を映画館に観に行くのは『RRR』か『ドライブ・マイ・カー』以来だと思うが、レイトショーでも半分以上の席が埋まっていて、大ヒットしているのだなあ、という感慨。おそらく複数回見に来てい…
Kunitake, Yuto. ”Affirmative action in Japanese higher education: A critical examination of DEI implementation” Social Sciences & Humanities Open Affirmative action in Japanese higher education: A critical examination of DEI implementation…
昨日書いた記事とは別の論点について、今村太平の『漫画映画論』*1を見てみたい。今回見ていきたいのが、最後の章である「日本芸術と漫画」(旧版では「漫画映画と日本芸術」)である。タイトルからわかるようにこの章は日本の芸術とアニメーションとのつな…
果たして今村太平はアニメーションを愛していたのだろうか。そんな疑問がわくほど、残念なことに、今村にはアニメーターの創造的な役割がまったく想像も理解もできていなかったーー高畑勲 今村太平の『漫画映画論』(1941年)を読書会で読んだ。国会図書館の…
(所属するサークルの会誌に書いた原稿です。厳密性や先行研究の吟味は大目にみてください。) 『モンキーターン』、『ウマ娘』、『リンカイ!』。これらの作品に共通するものは何か。そう、いずれも日本の公営競技、つまり賭博として運営されている競艇、競馬…
"Rethinking Plasticity: The Politics and Production of the Animated Image" https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/1746847710391226?journalCode=anma こちらの論文のレジュメを切ったので備忘録も兼ねて掲載。批判点や疑問点は最後にまとめて…
小規模ながら読書会を初めて主催してきて、最初の一冊に決めていた"The Anime Machine"が終わったので備忘録的に感想を残しておきたい。 と言っても、原文で全部精読するのは冗長ということで、読んだのは有名なアニメティズムとシネマティズムに関わる「サ…
「アトムの命題」の内容を要点をまとめたものです。 序章 ・「手塚治虫、あるいは『鉄腕アトム』について語ることは、この国がいかに「戦後」を受容してきたかについて語ることに等しい。」(8) ・後述の「アトムの命題」がいかに戦後、その前史としての戦…
以下は私が卒業論文として提出したものを先生方のアドバイスを受けて少々改変したものです。決して出来の良いものではありませんが、我が家に永遠に眠っているのも残念なので公開してしまおうかと思います。あまり内容には期待しないでください。 以下本文 …